聞こえても難聴なんです

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zoom RSS 某作曲家狂想曲

<<   作成日時 : 2014/02/14 23:14   >>

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変なところで検索に引っかかりたくもないので、名前は一切出しませんが、タイトルだけで何のことを書こうとしているかわかるかと思います。

最近、テレビは朝、時計と天気予報代わりにつけている以外は、ほとんど見ていないのですが、それでも、新聞やらネットのニュースサイトやらで、いろいろ情報は入ってきます。
それでも、あまり惹きつけられるもののないニュースだと思っているので、たぶん、じっくりがっちりこのニュースを追いかけている人の1/10くらいしか情報を入れていません。

それでも、この話を書いてみようと思ったのは、あまりにも稚拙なツッコミどころに、私の知る限りでは誰も触れていないことだったり、自分がされたら一番嫌う「十把一からげ扱い」を平然と書き連ねている人の多さに辟易としたことが大きな理由でしょうかね。

まずはツッコミどころ満載と言う話から。

結果としては、一番世の中が関心を持つタイミングで発表をする教授がいて、「すべて私が悪いんです」と言う偽作曲家がいました。
でも、その二人がどこでどうやってつながるんですか?
無名の音楽家のためにゴーストライターを引き受けることの意義はどこにあるんですか?
どうやって無名の作曲家(偽)を世に引き出したんですか?
偽作曲家も、ゴーストライターも、特にその世界で、もともと有名だったなんて話は目にしていないのですが、このストーリーを二人だけで作り上げて、ある意味完遂したと言えるだけのことをやったと考えるのは、あまりにも荒唐無稽だと思いませんか?

ここまで書いていて、そのまま連想できたのが、政治家の疑惑事件で「秘書が・・・」と言っているケース
本人は入院して何も語らず、秘書が登場して、「先生は何も知りませんでした」と言っている姿にとてもよく似ているように感じました。


もうひとつは、「本当は聴こえているんじゃないの?」という話
このブログでも取り上げたことのある、医者もグルになっての聴覚障害偽装事件があったことは、この記事を読んでくださっている方ならご存知かと思います。
あのときのニュースの中で、検査に同席していた看護師の証言を覚えている人は少ないと思いますが、かなりの人が、顔をゆがめながら、必死でヘッドフォンの音に耐えていた。と言う旨の発言が取り上げられていました。
あの事件は、医者もプレイヤーの一人ですから、当然、患者が顔をしかめようが、悶絶していようが、「聴こえていない」という言葉なり、ボタンなりの証明を残して、それをもって手帳の申請をしていたわけです。
この事件で申請した手帳の種類までは知りませんが、健聴者が手帳のレベルに達するまでの難聴を演じようとすると、こうなるんだというロールモデルとして考えてよいかと思います、
でも、今回は、聞き及ぶ限りにおいて、医者が関与していると言う話はどこにも出ていません。
そこで、聴覚障害の中ではもっとも重度の障害の認定を受けているということは、少なくとも彼がかなりの難聴者であろう事は、想像に難くないんじゃないかと思います。


そして最後に、この騒動をきっかけに、世間的に及ぼされる影響について。
このブログの中でさんざん触れている「手帳を持たない難聴者」に対する影響って何があるんでしょうか?
手帳がない以上、聴こえないフリは自分にデメリットしかないことは、今までの記事を見ていただければお分かりかと思います。
難聴が進行して、手帳の基準にいたったときを考えてみても、大胆な犯罪者じゃない限り、こういう話の模倣犯が出るとは誰も思っていません。
ということは、医師の診断が慎重になることはあっても、行政の判断が変わる要素は何もないだろうというのが私の考えです。

むしろ、すでに手帳を持っている人たちが、世間から、行政から「本当は聞こえているんじゃないの?」という目を浴びせられる可能性のほうが高いとは思います。
しかしながら、なぜかしら、手帳を持っている人の現状は変わらないと信じて疑わない障害者の方が多いことが不思議でなりません。
私が行政の担当者であれば、セカンドオピニオンとして、行政の指定する医師の診断を受けてもらうと思います。
たぶん、それが一番自然な考えだと思います。

もうひとつ、これはいち個人の嘘でありもしかしたら偽装も含む出来事です。
でも、それは、障害者手帳の基準が悪いとか、そんな話に飛躍する事柄ではないでしょう。
にもかかわらず、障害の認定基準にまで言及する人が多いことも不思議で仕方がありません。
これもまた、「自分だけは安全」というゆがんだ安心理論のもとで、安楽椅子で評論化気取りをしていると言わざるを得ないかと思います。

最後にひとつだけ。
この騒動に黒幕がいるのであれば、その黒幕をあぶりだすまで行動することを悪いとは言いません。
でも、ひとつの汚点で、その人の全人格を否定するかの論調で、世間の流れを作ろうとすることには、私は決して賛同できません。

ひとつだけと言いながらもうひとつ。

この騒動に関わる検索で、この記事にたどり着いてくださった方
「聞こえても難聴なんです」のテーマページのほかの記事をひとつでも読んでみてください。
難聴って「聞こえる」「聞こえない」の2択ではなく、聞こえると聞こえないの間をふらふら漂流しているものなんだってことをわかっていただけると幸いです。




【聞こえても難聴なんです】の記事が増えたためINDEXページを作りました。
(NAVERに投稿したまとめ記事へのリンクも掲載しています)

他の記事はINDEXページから参照してください。
「聞こえても難聴なんですINDEX」
http://kilis.at.webry.info/201403/article_1.html

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