聞こえても難聴なんです

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zoom RSS 障害者総合支援法(その3)

<<   作成日時 : 2013/02/24 21:15   >>

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2013年4月施行の障害者総合支援法について、ウチの相方の「特発性両側性感音難聴」の場合は、どのような扱いとなるのか、地元の自治体にメールや電話で問い合わせていたことがいくつかあったのですが、回答がそろったので、紹介したいと思います。
(あくまでも私たちの住んでいる自治体の回答であると言う事はお含みおきください。これを下回る対応はないと思いますが、自治体によっては、何らかのサービス向上があるのかもしれません)

1.難病の認定基準について
Q:難病(特発性両側性感音難聴)であることを認定するにあたって、何か基準はあるのか?
 現在の聴覚障害の基準のように、一定の線引きはあるのか?

A:病気の進行度等による個別の基準は設けられず、難治性疾患克服研究事業[臨床調査研究分野]の対象疾患(130疾患)及び関節リウマチ(特発性両側性感音難聴を含む)など一定の疾患があれば対象となります。
なお、実際の支給決定に当たっては、対象者要件のほかに、各障害福祉サービス等に個別の支給基準が設けられておりますので、具体的に確認されたいサービスがありましたら、お手数ですが、再度お問い合わせください。


【私の理解】
難病であると言う事は、診断書一枚で認定する。
ただし、福祉サービスが受けられるかどうかは、各サービスごとに今までの手帳交付者に対する基準に準じた形で何らかの『枠』が作られる可能性が高い。
特発性両側性感音難聴は、「難病」には含まれているが、個別の支給基準に該当するものはごくわずかだと思われる。




2.就労支援について
Q:就労支援サービスは障害者手帳の有無にかかわらず、従来から利用できると電話で説明を受けたが、具体的に職業の紹介、ハローワークでの障害者求人での応募と言ったことは可能となるの?
 また、認定を受けている場合、職業の紹介を受けたか、自力で職を探したかを問わず、障害者雇用促進法の法定雇用率の適用を受けることになるのか?

A:ハローワークにおいては、身体障害者手帳等の有無にかかわらず、職業生活において障がいとなる状況等を確認しながら、各窓口において職業相談や職業紹介を行っております。
 また、障害者として求職するためには、身体障害者手帳等を所持する必要がありますが、この場合、就職方法のいかんを問わず障害者雇用促進法に定める雇用障害者数に算定することが可能となっております。


【私の理解】
今回の「難病」としての認定は、障害者手帳の交付とは異なるので、障害者雇用促進法に基づく「法定雇用率」には算定されない。
就労支援サービスは、手帳の有無にかかわらず、従来から行っていたのであれば、今回の法改正で変わるところは何もない。




3.扶助の対象について
Q:特発性両側性感音難聴の場合、具体的にどういった扶助を受けられるのでしょうか?
   補装具(補聴器)の助成 
   医療費の減免
   その他サービス

A:補装具(補聴器)につきましては、難病患者等の方についても、身体障害者手帳の有無にかかわらず対象となりますが、支給にあたっては障がいのみを対象としていた際の基準と同等となる予定です。
 また医療費に関しましては、特定疾患(特定疾患治療研究事業)の対象拡大について現在国において検討中と聞いておりますが、当面は現行通りの扱いとなる予定であり、特発性両側性感音難聴につきましては、医療費の公費負担対象とならないことをご了承ください。


【私の理解】
補装具(補聴器)の補助は対象になると言っても、「障がいのみを対象としていた際の基準と同等」と言う事は、実質的に手帳を持っていないと補助は受けられないと言っている。
医療費については、従来通り、自治体からの扶助はなし。



===
以上、3点に絞って問い合わせた回答をまとめてみると、こと「難聴」に関しては、難病として認定基準に加わっても、今までと何ら変わるところはないというのが、どうやら結論のようです。
決まったことに何か言っても変わることはないので、次の段階に向けて、動きを注意深く見守りつつ、声を上げていくしかないのだろうと思います。

まず、来年の4月を目途とした検討課題としては
「障害程度区分」について、障害の多様な特性その他の心身の状態に応じて必要とされる標準的な支援の度合いを総合的に示す「障害支援区分」に改める。
※障害支援区分の認定が知的障害者・精神障害者の特性に応じて行われるよう、区分の制定に当たっては適切な配慮等を行う。

3年後を目途とした検討課題の中には
手話通訳等を行う者の派遣その他の聴覚、言語機能、音声機能その他の障害のため意思疎通を図ることに支障がある障害者等に対する支援の在り方


この期日をターゲットとした動きに注目して、声を上げる必要があるのだろうと思いました。



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