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zoom RSS 軽度・中度難聴者のための運動である「デシベルダウン運動」への考え方

<<   作成日時 : 2012/11/09 14:55   >>

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※この前のタイトル「難聴あるいは耳が悪いと感じている方へ」の記事について、当初、テーマページへのリンクをもらしておりました。現在は修正していますので、更新に気づかれなかった方は、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

(2012.11.12 12.55改題しました)

前のタイトルにも書きましたが、妻が難聴に気づいたのは数年前のことです。
更に、難聴でも、しばらくは前職を続けていたので、「難聴だと仕事を探す時点で大変だ」なんて事を考え始めたのは、つい最近からです。
そんなわけで、難聴者の世界の考え方や、デシベルダウン運動については、実はまったくの新参者です。

新参者なりに、デシベルダウン活動に参加したいと考えるようになり、google先生には手を変え、品を変え、大変お世話になり、全難聴のサイトや、各地域の難聴者協会のサイト、NPOや任意活動している団体のブログ、個人で気持ちを訴えているブログと、いろいろな意見を読みました。
全難聴の活動内容が見えず、活動などないに等しいのではないかと言う疑いを持つに十分な内容であることを踏まえ、補聴器関連の団体、メーカーの問い合わせ窓口にもメールを送った話も書いたかと思います。

その結果としてわかったことは、活動の規模がアリンコほどに小さくても、いろいろな人が批判をしたり、頼ってはいけないと書いたりしていますが、「厚生労働省を相手に話をしている団体は全難聴しかない」と言うのが私の結論です。

全難聴に、あるいは地域の難聴者協会に訴えかけた経験をお持ちの方は、たくさんいらっしゃると思います。
私たちのようにたらいまわしにされた上、返事が返ってこなくなった方もいるでしょうし、名ばかりの活動実態に失望し、活動を盛り上げようにも協会内に賛同者を増やすことができず、協会をあてにしなくなったと言う方もいるでしょう。
その結果、「全難聴も、難聴者協会もあてにならない」と考えて、次に何を行動しましたか?

1.ブログやtwitter、facebookなどのSNSで訴えかける
2.地域の行政機関に訴えかける
3.マスコミに訴えかける
4.コネを頼りに頼って国会議員や地方議員に訴えかける
5.独自に団体、ひいてはNPO法人を立ち上げ、軽度・中度難聴者への対策を求めていく

私に考えられる「前向き」と思われる活動はこれくらいです。

1のブログ等に訴え出る方法ですが、せっかくのブログも見てもらう人が増えなければ、広がりはないのは当然ですが、見てもらう人が増えた先に何か行動を起こしたでしょうか?
あえて厳しい書き方になりますが、ブログに書いているだけで、いつか全難聴や厚生労働省に思いが届く。
なんて甘い考えを持っている人はまさかいないかと思います。
ブログに書いて、人が集まったなら、何か行動を始めなければ、何もしていないのと一緒です。
ましてや、twitterやfacebookであれば、運よく拡散すればもうけものですが、いち個人の発言でそんな事が起こるのは、偶然が何乗にも重ならないと無理な話です。ほとんどの場合は身近な人が読むだけで埋もれてしまうでしょう。

2の地域の行政機関に訴え出る方法ですが、これだって、一人の声で行政だって動きません。
たとえ人数が集まったとしても、それが、「ブログで集まった集団です。」と言っても、団体の信用度が低いことこの上ありません。
何か動いたという自己満足はあっても、結果につながる可能性は低いと言わざるをえません。

3のマスコミに訴えかける方法、これは私もやっています。
このブログを公開した直後に、地元のメディアのニュース受付アドレスに向けて、手帳を持たない難聴者と言う存在、それを書いたこのブログを記載した上で、12月の全難聴の大会のデシベルダウンの分科会を取材し、手帳を持たない難聴者の存在や苦労を報道してほしいと、気持ちを込めて書きました。
しかし、今のところ返信はありません。
また、取り上げられても小さな記事、短いニュースであれば、これまた自己満足とワガママな達成感に過ぎず、とても「社会に認知を広げた」なんて言えません。

4のコネを使う方法、やってみたいですね。そんなコネありませんが・・・
でも、やっとつながった議員さんは実力者ですか?障がい者福祉行政に明るい方ですか?
個人の立場で訴えますか?団体で訴えますか?先ほどと同じく「ブログで集めた団体」は果たして相手にしてもらえますか?
議員の世界はマンガとニュースでしか知りませんが、数百、数千と言う陳情の山に埋もれてしまう可能性が高いのではないでしょうか。

5の独自団体の立ち上げ、NPO法人の立ち上げ、すばらしい行動だと思います。
でも、法人の立上や維持には相当の費用がかかります。また、活動を広げようとすればするほど、現在行っている仕事を続けながらの活動も難しくなるでしょう。
何より、法人の知名度、価値を上げて、全難聴に並んで、あるいは全難聴に代わって、厚生労働省との交渉のテーブルにつく事ができるようになるまでの道のりははるかに遠いです。

ぐるぐると堂々巡りをしても、結局は「全難聴に動いてもらうしかない」という結論にたどり着くのではないのでしょうか。

だからこそ、全難聴を非難することはあっても、全難聴を否定するのは何の利益にもつながりません。
手帳を持たない難聴者ひとりひとりの思いや、難聴者に寄り添う人の思い、更に言えば、このブログを読んでいただいて共感していただいた方の思い、それをひとつひとつ全難聴に届けることを皆さんにお願いしたことが、私なりのデシベルダウン運動と難聴者への理解向上推進への最初の一歩のつもりです。

一度のメール、一度のお願いで全難聴は変わらないかもしれません
それでも、全難聴の姿勢が変わるまで、何度も何度も、しつこく訴え続けていくことが大切なんだと思います。
もちろん、メールでの訴えだけで変わるなんて思っていません。
中から、外から、周りから、全難聴に向けて、デシベルダウン推進の風を手を変え品を変え送る必要が出てくるでしょう。

もしかしたら、独自の署名活動なんて行動もありなのかもしれません。
会社にお勤めの方であれば、CSR(企業の社会的責任)を取り扱う部署あるいは、社会貢献を取り扱う部署と掛け合って、全難聴のデシベルダウン運動や、難聴者への理解向上に向けた活動に協力する姿勢を表明してもらうと言うのも、大きな波につなげられるきっかけのひとつかもしれません。
(特に補聴器、音響機器、音楽関連などを主な事業とする会社であれば、採用の可能性も高いかもしれません)

すでに何らかの活動をしていて、このブログを読んでくださった方もいるかと思います。そういった方も、全難聴を敵に回すのではなく、傍観者にするのでもなく、なんとしても巻き込んでいく努力をすることが、それぞれの方々の活動の真の実績につながるのではないかと思います。


【聞こえても難聴なんです】の記事が増えたためINDEXページを作りました。
(NAVERに投稿したまとめ記事へのリンクも掲載しています)

他の記事はINDEXページから参照してください。
「聞こえても難聴なんですINDEX」
http://kilis.at.webry.info/201403/article_1.html

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その結果としてわかったことは、活動の規模がアリンコほどに小さくても、いろいろな人が批判をしたり、頼ってはいけないと書いたりしていますが、「厚生労働省を相手に話をしている団体は全難聴しかない」と言うのが私の結論です。
同感です、その通りです。
ただ、難聴者協会も全難聴も高齢化の波が寄せています。若い世代にバトンタッチする時が来ていると、私は思います。または、新しい風が必要な気がしますね。
要望するだけでなく、組織の中に入って、活動することをお勧めします。一人一人の活動がやがて大きな活動になり、最後には全難聴を動かすことになると思います。是非、一緒に活動しましょう。


ビーバー
2012/11/14 00:31
コメントありがとうございます。
全難聴あるいは地域の難聴者協会が動かなければ何も始まらない。おっしゃる通りだと思います。
その中に入って発信すればいいというお言葉も、理解しています。
いつかはその中に入って活動する時が来るかもしれませんが、まだ先頭グループに入って走る勇気を持てずにいる。というのが正直な気持ちです。
Wata
2012/11/14 18:19
昨年末に、全難聴が行った署名活動で、骨伝導埋め込み型BAHAが、認可されることになりました。この認可で、多くの難聴者が、健康保険で、BAHAを装着出来ます。地味にな活動をこれからも続けて行くことでしょう。
ビーバー
2012/11/15 23:23

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